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介護老人保健施設 泉崎南東北リハビリテーションケアセンター

新着情報10月の公開講座を終えて

平成30年10月20日(土)、泉崎南東北診療所 所長(整形外科)の小林 利男先生より「骨粗しょう症のお話」と題した講演が泉崎村保健福祉総合センターでありました。 “骨粗しょう症”とは、原発性と続発性の二つに大別され、骨が減って骨折しやすい状態にある病気です。65歳を過ぎると骨粗しょう症による「いつのまにか骨折」のリスクが高まること、骨折の起こりやすい部位には胸椎椎体、腰椎椎体、大腿骨頸部、手関節などがあること、寝たきりの原因として脳卒中、認知症、老衰、関節疾患、骨折転倒があることなどについてスライドを使ってわかりやすく解説されていました。 骨粗しょう症の治療として、現在食事療法、運動療法、薬物療法が行われていますが、早期診断のために50歳を過ぎたら“骨粗しょう症検診(骨密度測定、骨代謝マーカーの測定、骨強度の検査)”を受けたほうが良いとのことでした。また若い時から骨の貯金をしておくこと、一日に約600mg以上のカルシウムを摂取すること、日光浴をすること、朝夕2回で一日8000歩を目標に散歩することなどが骨粗しょう症の予防になるとのことでした。参加者の方は熱心に聞き入っていました。
次回の公開講座は11月17日(土)に予定されています。泉崎南東北診療所では、毎週火曜日と木曜日に小林 利男先生による整形外科の外来診療を行っております。詳しくは受付までお問合せ下さい。

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