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介護老人保健施設 泉崎南東北リハビリテーションケアセンター

新着情報4月の公開講座を終えて

平成30年7月21日(土)、総合南東北病院 副院長の高野 祥直先生より「大腸がんのお話し〜予防と治療〜」と題した講演が泉崎村保健福祉総合センターでありました。 大腸がんの危険因子には、@細胞の老化、A食生活の欧米化によるカロリー過多、Bたばこや飲酒、C肥満・運動不足などが挙げられます。福島県は大腸がんの罹患数(1年間で新たに大腸がんと診断された方)が男女合わせると全国ワースト1位で、その背景には生活習慣病との関わりが大きく関係しています。震災後のメタボ率の増加(メタボ率は全国ワースト2位)により肥満や運動不足の方が急増したため、生活習慣の改善が急務になります。
大腸がんの初期症状としては、@血便、A便が細くなる、B残便感や腹部のハリ、C下痢と便秘の繰り返しで、進行すると貧血や体重の減少といった症状があらわれます。大腸がんは無症状のうちであれば90%以上は治ります。また、早期であれば体への負担が少ない治療が受けられるので早期発見・早期治療がとても大事です。1年に一回または2年に一回の大腸がん検診(便潜血検査)をお勧めします、とスライドを使ってわかりやすく解説されていました。参加された方は熱心に聞き入っていました。
泉崎南東北診療所では、消化器科の医師による外来診療を毎週火・水・木・金曜日および第2・4土曜日に実施しています。詳しくは受付までお問合せ下さい。
次回の泉崎南東北公開講座は9月22日(土)に予定されています。

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