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介護老人保健施設 泉崎南東北リハビリテーションケアセンター

新着情報2月の公開講座を終えて

平成30年2月17日(土)、泉崎南東北診療所 所長 整形外科の小林 利男先生より“「フレイル」って何?〜要介護にならないために〜”と題した講演が泉崎村保健福祉総合センターでありました。
“フレイル”とは、日本語にすると“虚弱”といい、老化にともなって筋力などの運動機能、日常の活動量、認知機能などが低下した健康な状態と要介護状態の中間地点にある状態のことです。 フレイルの有症率は65歳以上の高齢者全体で11.5%、その原因として、@加齢に伴う活動量の低下、A社会交流機会の減少、B身体機能の低下、C認知機能の低下、D体重減少などがあり、危険な兆候としては低栄養、サルコペニア(加齢性筋肉減弱症)などがあるとのことです。特に高齢者のやせ体型の方は男女ともに総死亡率が高く、フレイルは多岐にわたり悪影響を及ぼすためにフレイルを予防することが課題であり、今後はメタボリック対策からフレイルの進行予防へシフトしていくことなどをスライドを使って解説しました。
最後に健康長寿およびフレイル予防までを実現するための三本柱として、@栄養、A身体活動、B社会参加を挙げられていました。参加者の方は熱心に聞き入っていました。
次回の公開講座は3月24日(土)に予定されています。

泉崎南東北診療所では、毎週火曜日と木曜日に小林 利男先生による整形外科の外来診療を行っております。詳しくは受付までお問合せ下さい。

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