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介護老人保健施設 泉崎南東北リハビリテーションケアセンター

新着情報9月の公開講座を終えて

平成29年9月30日(土)、総合南東北病院 循環器・血管外科の植野 恭平先生より「糖と血管」と題した講演が泉崎村保健福祉総合センターでありました。
植野先生が勤務している総合南東北病院の循環器・血管外科についての紹介後、講演が始まりました。
「糖尿病」とは血糖値が高くなる病気で自覚症状はほとんどありませんが、進行すると喉が渇いたり、尿の量が増えたり、体がだるくなったり、神経や血管などを障害するたいへん恐ろしい病気です。人口の高齢
化や生活習慣が変化しているために糖尿病の患者さんは増えており、日本においては糖尿病の患者さんはその予備軍を含めると約2050万人いるとのことでした。 血糖値の高い状態のことを高血糖といい、網膜症、腎症、神経障害の三つを糖尿病の三大合併症ということ、血糖コントロールの方法としては@食事療法、A運動療法、B薬物療法の三つがあること、糖尿病の患
者さんは脳梗塞や心筋梗塞に注意が必要であるとともに、足にもトラブルが起きやすいことなどをスライドを使ってわかりやすく解説しました。最後に食事療法としては自分の体格にあったエネルギー量でバランスの良い食事を摂ることが基本であり、腹八分目、ゆっくり食べる、野菜を多く脂っこいものを控える、朝食は必ず食べることなどを挙げていました。参加者の方は熱心に聞き入っていました。
泉崎南東北診療所では、総合南東北病院の心臓血管外科の医師による外来診療を毎月第一月曜日の午後および毎週土曜日の午前中に実施しています。詳しくは受付までお問合せ下さい。

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