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介護老人保健施設 泉崎南東北リハビリテーションケアセンター

新着情報2月の公開講座を終えて

6月17日(土)、総合南東北病院 外科の佐藤 直先生より、 「もしも、急にお腹が痛くなったら」と題した講演が泉崎村保健福祉総合センターでありました。
二本松出身の佐藤直先生は、以前泉崎村立病院(現泉崎南東北診療所)に勤務していたことがあります。現在は総合南東北病院で胃腸外科、がんの治療および緩和ケアを専門にしています。自己紹介の後、“急にお腹が痛くなった時、会場の皆さんは何を考えますか?”との質問から講演は始まりました。治療の緊急性が高い腹痛を「急性腹症」といいます。外科系の病気である虫垂炎、胆石症、急性胆のう炎、ヘルニア、腸閉塞、消化管穿孔、解離性大動脈瘤のほか、泌尿器科の病気である尿管結石や婦人科の病気である子宮外妊娠などがあり、これらはねじれる、 詰まる、破けるが特徴であるそうです。それぞれの病気についていくつかの実際の症例を提示しながらお話がありました。また、手遅れにならないためには、@身体の異常に早く気付くこと 、A症状をがまんしないこと、 B周囲とのコミュニケーションを大切にすることであるとスライドを使ってわかりやすく解説しました。
最後に佐藤 直先生が最近撮影した福島の風景写真(磐梯山、布引山、吾妻スカイライン、レークラインなど)や2015年2月に行ってきたアラスカでのオーロラや動物の写真などを披露し、参加者の方は熱心に見入っていました。
次回は7月8日(土)に予定されています。

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